庚申川本流下部から支流・笹ミキ沢への継続遡行

数年ぶりに泊まりで沢に入った。いつ以来かスッカリ忘れてしまう程だ。近年沢自体に行く機会もへり、毎年シーズン初めに丹沢の水無川流域で足慣らしをして終わっていた。今回は、M原(L)・Mこっち両氏のお誘いを受けY田御大を巻き込んでの計画となった。たき火に山の歌、そして酒と十分に楽しめたが、この笹ミキ沢の象徴的な滝の登攀は、時間と我々の現在の登攀力を考えてあきらめた。

初日は4人を2パーティーに分け、M原・Mこっち組は、庚申川本流下部の途中から魚影を追いながらの遡行、Y田御大・K宮組は、かじか荘の上部の河原から入渓し、水と戯れながらの遡行で、笹ミキ沢出合か笹ミキ沢に入ってすぐの幕営敵地で合流とし、翌日は、4人1パーティーで同沢の源頭をめざす事とした。

遡行日   2015.8.8(土)~9(日) ←8日朝発

メンバー  M原(L) Mこっち Y田 K宮

コースタイム
8日(土) かじか荘前/10:40  →  河原/10:55~11:30  →  笹ミキ沢出合/不明  →  笹ミキ沢遡行  →  幕営地▲・970m付近/不明

9日(日) ▲/6:50 → 1210m/9:35~45 → 1355m水場/11:00~11:30 → 1550m登山道/12:15 → 林道/13:10~20 → かじか荘/14:25

 

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左 → 銀山平/国民宿舎(かじか荘)・・・ここまで、電車・タクシーを乗り継ぎ来た。遠い。
右 → 庚申川本流、入渓してすぐのトロ、遊び心一杯のY田御大。

 

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左 → 庚申川本流(下流部)
右 → 笹ミキ沢出合直前の淵、へつりで突破できたが敢えて泳いだ。

 

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左 → 幕営地/快適とはいかないがこの辺り唯一の場所、マキは豊富だった。御大中心に山の歌を唄い楽しんだ。たき火に酒と歌、沢登りならではだ。
右 → 2段25m滝/あっさり巻いた。

 

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左 → 15m滝/巻く
右 → 7m滝/快適に攀じる。

 

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8m滝、落ち口から先はトイ状8mのナメが続く/巻く

 

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左 → 最後のナメ小滝を行く。
右 → 水場/右手の木の根元から流れ出てくる。この先は伏流となるのでアプローチシューズに履き替える。

 

 

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左 → ツメは獣道らしき踏み跡とガレをつなぎ、1450m位の地点から左の尾根に這い上がると、ドンピシャで登山道に出た。
右 → 登山道を下ると、宇大ワンゲル小屋の先で庚申山荘との分岐に出た。サルが数匹確認された。ここからは、水ノ面沢に沿った登山道を下り林道経由でかじか荘に戻った。

かじか荘で入浴後、わたらせ渓谷鐵道・原向駅でのんびり電車を待ち帰路についた。泊まりの沢の楽しさを満喫した計画だった。

 

K宮  記

 

 

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