19日に、土曜日朝発で日帰りの沢に行こうという話になった。場所はMこっちにお任せする。すると翌日、丹沢・玄倉川流域の弥七沢を登り小割沢下降とのメールが届いた。はて、この流域にそんな沢が会ったかな、30才代にこの流域含め丹沢の沢をアルパイントレと称して登りこんだ。同角沢・モチコシ沢・ザンザ洞本谷・小川谷廊下等々はわかるが沢名も記憶になく場所も分からない。地形図・遡行図を用意すべく、手持ちのガイド本を引っぱり出すも出ていない。仕方なく、ネット検索して場所と必要最低限のデータを確認した。
遡行日 2015.8.22.(土曜日)
メンバー Mこっち(L) ・ Y田御大 ・ K宮
コースタイム 玄倉バス停/9:05 → 弥七沢出合/9:55~10:25 → 弥七沢遡行 → 650m/11:50~12:10 → 終了点・830m尾根上/13:00~13:25 → 下降点・800m鞍部/13:50~14:00 → 小割沢下降 → 林道/16:35~40 → 玄倉バス停/17:00
左 → 弥七沢遡行は堰堤から始まる(林道上からの写真)
右 → Y田御大、今日も元気だ。
左 → Mこっちリード、Y田御大・K宮はフォローで登る。小柄な人は不利。
右 → この程度の小滝が多い、快適。
左 → この写真もY田御大。頑張ってます。
右 → ここも、MこっちリードでY田御大とK宮はフォロー。
左 → 小滝2段、快適。
中央 → 右から小さく巻く。
右 → 水流は細くなる。
左 → ツルツルの小滝が続くが、フリクションはきくので快適。
右 → 最後のツメ、ほどなく尾根上に出る。
左 → 終了点から見た源頭。
右 → 尾根を小割沢下降点に向かう。
左 → 小割沢源頭斜面を下る、柔らかい土。
右 → 快適とは行かない下降が続く。
左 → 立ち木の位置が高く使えないので、支点工作しながらの懸垂下降。
右 → Mこっちのクライムダウン、さすが沢ヤ、足場が濡れていても安定している。
左 → 流木上のバランス歩行、乗るまでがポイント。釜はそこそこの深さ。
右 → この辺り、小滝を快適に下降。
左 → ツルツルの滝でクライムダウン出来ず懸垂下降。
右 → F-1(10m)、ここも懸垂下降。
最終1本前の17時31分発のバスに乗るべく、ギア・ハーネス類をザックにしまい、渓流シューズ・沢スパッツはそのままで、玄倉バス停に急いだ。次の最終バスは約2時間後となる。
今回の計画は沢登りの楽しさを思い出させてくれた。短い2本の沢の中に、クライミング・読図・懸垂下降・クライムダウンと盛りだくさんだし、あまり荒れていない。ベテランリーダーのもと、沢初心者のトレーニングには良いかなと思った。滝は比較的小さく、多くは巻くこともなく登れた。小割沢の下降では、支点作りからの懸垂下降、ロープの回収、クライムダウンも勉強になる。ただし、早めの入渓で時間の余裕が必要だ。また弥七沢遡行に時間がかかる事も考慮して尾根下降も考えておく必要もある。
K宮 記