錫杖~黄道光

どーもYおかです。

 

あっけなく2017-18の冬季アルパインのシーズンが終わってしまったので

大人しくフリーに専念することに・・・。

そんな中、いつものように元会員のS木さんから

6月に錫杖に行かない?と誘われた。

尺2

ルートは、大岩夫妻のマスターピースの1つ「黄道光」サンシャインクラック!!

遠目から見てもフェイス面にキレイにクラックが入っているのが見える

全体は3ピッチで、2P目のサンシャインクラックのパートに11cのグレードが付いている。

今回は、チームとしてRPを狙った(グランドアップスタイルで)

 

6月1日(金)仕事が終わらず、東京を出たのは22時過ぎだった・・・

奥飛騨の道の駅に着いたのは、2時前だった。

即行就寝

れっつ

2日6時起床 → 駐車場 →9時過ぎには岩小屋にテントを張った。貸切だった

雪解け水が冷たくて気持ちよい。

 

早速準備して、左方カンテの取り付きに、、

左方カンテのパーティーが2パーティーすでにいたので、ゆっくりと準備して

我々の1ピッチ目の取り付きを目指す。

 

S木さんがマスターするって事なので、ビレーする。

 

1ピッチ目は、11a

出だしから少し被っている、ボルトライン~クラックライン~再びボルトラインに、、

っと、どうやらクリップホールドが悪いようだ・・。

スッと、身体が浮き上がった。S木さんが落ちたのだった。

しかも そこそこランナウトしていた。

悔しそうなS木さん、、、、、

 

とりあえず荷揚げ用にフィックスを張ってくれた

続いて、自分がFL狙いでトライ!

核心部も、S木さんのカムのお陰で安心してムーブを出せた。

しかし、何故か上部の簡単な部分で落ちた。

何故落ちたのか、、べつにパンプしていた訳でも、ホールドが悪かったわけでもない・・。

気の緩みだ・・・。

 

2便目で、S木さん、Y岡ともにRP。

 

荷揚げして2ピッチ目にトライすることに。

先週誕生日だったので、先にトライ権を譲ってもらった。

60m一本では下降できないのでBRを引いていく。

かむ1

出だしはハンガーにクリップしてから、傾斜の入った斜めクラックにジャミングを決めていく

途中、濡れて部分もあり悪い、、それでもハンドはしっかりと決まる。嫌いではない・・・

しかし、のっこしの部分で手順が分からず、痛恨のテンション!

上部にガバがあった。

さんしゃいん

そこから、テンテンで上がった。

レイバックセクション~ハンドセクション~フェイス(ボルト)~勝手に名前付けたお座りテラス~

最後は、気持ちよいハンドとガバのフィナーレ

 

 

核心は、下の乗っこしと、ボルトセクションの1ピン目と2ピン目の間と思った

 

あとは、55mという長さだ。スタミナと集中力。

右側には、北沢デラックス!!!が↓

でらっくす

下降時に、ボルトセクションで、ムーブを探ってみた

登っている時には見えなかった縦カチを見つけた

手はよい。

 

登り終えるまでに約1時間半もかかってしまった。S木さん、、すみません。

 

厳しいが、できないムーブは無かった。

1日目は、荷物を取り付きにデポして岩小屋に帰った。

 

テントの下に川が流れていた。

昼間の気温が上昇して、雪解けが一気に進んで水流れたのだ。

食45

まもなくして居酒屋S木さんが開店

食

付け出しは、旬のミョウガとキュウリの和え物!

煮物、チキン、ご飯は生米を炊いてくれた。

お腹いっぱいになったので寝ることに。

就寝20時!早!

でも、至福の時だ、、

岩小屋

朝までノーストップで寝れた。

 

2日目

朝食を素早くすませ、岩場に急ぐ。

1ピッチ目は、初のユマーリング、、、ヨセミテのクライマーみたいだ

ゆまーる

2ピッチ目の取り付きに着いた。

S木さんがトライ!

上手い、乗こしの部分、自分は見つけられなった縦ガバを見つけていた。

あの体勢になればレスト出来そうだ!

だいや

その後、テンションを交えながら完登・・。

 

S木さんをしても厳しいのかああ。

少しナーバスになる。

いつものようにシューズを左足から履き準備する

北アルプスが綺麗だ。

 

初手のカチに右手を置く、昨日よりも持てている感じがしない・・・。汗

何とか身体を引き上げ足を棚に乗せた。

 

気合を入れる。

素早く下部のクラックを終わらせ、

乗っこしもS木さんの使っていたホールドでレストを入れる。

 

そこから怒涛のレイバックセクションへ、カムのセットは、途中途中のハンドが決まる場所で1番を入れる

割と好きなムーブだ、、最近トライしたマラ岩のロッキーのレイバック気味のセクションに比べたら・・・。

 

ハンドに入り、一気に高度を稼ぐ、、「もしかしたら・・・RPできるかも」って思ってしまった

気を引き締めて、集中する

 

核心のボルトゾーンに来た、喉が渇く

 

昨日の考えた手順を試してみる、、繋がった!でも持ち手が悪い!

甘いスローパーを力で抑え込み、繋げた。

上部の良質なカチを掴んみ一気にお座りテラスまで駆け上がった。

声が自然に出る、喉はカラカラだった。

 

そこから先は、落ち着いて行けば大丈夫だと自分に言い聞かす。

 

左上気味に上がると、ミニお座りテラスがある。レストを入れる。

らんなー

そこからは、腕のパンプだけに注意しながら一気に終了点まで駆け上がった。

歓喜の瞬間だった。

登れるとは思ってなかったので嬉しかった。

 

錫杖①

かくだい

下をみたら、最後に入れたエイリアンの黄色が遥か下に見える。10mはランナウトしていた。怖

 

下降の際に、我ながら入れたカムの数が少なくて驚いた。

 

S木さんが、ヘルメットをバシバシ叩いて喜んくれた。

グータッチをして、水をもらい喉を潤した。

 

今流行のゾーンと呼ばれるものは存在すると思った。

ぴーす

この日は、3ピッチ目は次回にってことにして錫杖をあとにした。

 

帰りに、松本の名店!!!十字路でディナーして帰路に着きました!!

https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20007657/

ちきん

 

錫杖~黄道光」への3件のフィードバック

  1. 匿名

    すごいねぇ〜!
    さすがさすがっ!!
    サンシャインクラックRPおめでとう!!!
    シビレるクライミングだね
    次回はアップでつなげて完登だね〜

    しかし、S木食堂のメニューから生々しさが消えているのは気のせいか?

    返信
  2. H田

    錫杖で会った時に登るといっていたやつですね。
    あいかわらずがんばって登っていますね。
    おめでとう!

    ただ、極端なランナウトは気をつけてください。
    意図的に跳ばすのと結果的に跳ばしてしまったのとでは違いがあります。
    イージーセクションであったのであればご無礼しました。

    ともあれ腕を磨いてさらなる境地を目指してください。

    返信

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