奥多摩/大岳山から御岳山へ   (ハイキング)      ( 2021.11.05. )

k宮です。今回は、大岳山から富士山を見たくての計画、日が短くなってきたので日没前に御嶽神社まで行けるかどうかチョット心配だった。それほど、今の体力に自信がない。早朝発の日帰りハイクも7回目、前夜発の日帰り山行がなつかしい。

 

山 行 日        2021.11.05.(金)

ルート/コースタイム   奥多摩駅(350m/7:50) → 登計園地(8:00) → 梯子ある829m地点(9:30~50) → 三角点峰(1046.7m/10:20) → 大ダワ分岐(10:30) → 鋸山(1109m/10:35~45) → 馬頭刈尾根分岐(11:35) → 大岳山山頂(1266m/11:50~12:05) → 芥場峠(12:45) → 御岳山山頂(929m/14:00~14:10) → ケーブル御岳山駅(14:25)       【 6 時間35分 】

メンバー         小宮 単独

重 量          10Kg

 

11月05日(金)

IMGP0059-1     IMGP0061-1(奥多摩駅)                 (奥多摩・愛宕山公園周辺案内板)

途中駅での乗り換えが上手くいって、予定の一本前の奥多摩行きの電車に乗れた。これは気分的に大きかった。ほとんどの登山者は、待っていたバスに乗った。毎度の事だけど、最後に出発。案内板は登山口にあったもの。

 

IMGP0062-1     IMGP0063-1 (登山口)                   (登計園地東屋)

最初の階段を登ると、右手に、前夜発で来た時の仮眠場所として利用させてもらった東屋がある。昔と作りは違うが、懐かしく思う現役や元山ヤもいるだろう。寝酒だなどと言って酒を飲み、いった又これから行く 山・壁・沢 の話を「うるさい」と怒られるまで話し合ったものだ。

 

IMGP0066-1            IMGP0069-1          (本格的に階段始まる)                  (愛宕神社に続く187段石段)

右手の看板に海沢方面と書いてある。海沢で思い出すのは、山登り初期の頃か、当時の所属山の会で搬出訓練をした時の沢の名だ。当時は車で連れて行ってもらったので、奥多摩方面とは覚えているがこの海沢かは分からない。ただ、懐かしく思った。

 

IMGP0074-1            IMGP0079-1 ( 五重の塔)                         (最初の鎖)

187段の急な石段を登ると愛宕神社に出る。そこには五重の塔が待ち受けていた。しばし眺めて先に進む。そして、天聖神社の小岩峰を越えると鉄ハシゴやクサリ場が出てくる。

 

IMGP0080-1                         IMGP0082-1(右の岩場ルート)                     ( 鋸山山頂)

ここは左右にルートあり、右が岩場ルート(短い)なので行ったが3~4手であっけなかった。でも、3点支持と岩の冷たさを久しぶりに体感した。そして、露岩帯の急坂を登り詰めて1046.7mの三角点峰に着く。少し下って急坂を登り返せば鋸山山頂。平坦な山頂には丸い河原石が散乱していた。展望はよくない。

 

IMGP0083-1                    IMGP0086-1(大岳山に続く登山道)                     (大岳山山頂直下の鎖場)

鋸山山頂からは、露岩の間の道を南に下り、上部鋸尾根を進む。登山道は下部鋸尾根と違って、緩やかな登りで歩きやすく快適だが展望がないのが残念だ。トバノ岩山を過ぎても同じ、大岳山の西面の巻き道を右に分けて、左手の急坂を登り直下の鎖場を過ぎると大岳山山頂の一角に出る。大勢の登山者がいる。御岳山からか?

 

IMGP0087-1             IMGP0090-1(大岳山山頂)                (山頂から見た鋸山)

山頂は広く、西面の展望が良い。先ほど通ってきた鋸山と後方の山が良く見える。今日は二人の登山者に追い抜かれた。山頂直下までに会ったのは、鋸山下降時にすれ違った一人を含め三人のみで、今回も静かな山歩きが出来た。

 

IMGP0094-1 IMGP0095-1(この絵も鋸山方面/雲が良い)       (霞んで見える富士山/左下)

山頂には多くの登山者がいた。御岳山からと思われるが、ハイキングと富士山の両方を楽しめる良い条件の山なんだろうと思う。富士山は今回も霞の中、私は鍋割山(1084m)経由で御岳山に行くつもりなので早々に山頂を後にする。大岳山荘前で地形図をしまい、案内板の鍋割山を気にしながら速足で進む。周りの状況からおかしいと地形図見る。すでに過ぎている。見逃したのだ。しかたなく先に進んで、奥の院経由で鍋割山に行く事にした。登り返しの途中で、奥の院から降りて来る登山者に何処まで行かれるのですかと聞かれる。鍋割山ピストンで御岳山まで戻りますと言うとまだ時間かかりますよと言われた。で、日没と帰りの交通機関の混雑を考慮し引き返す。軟弱者です。

 

IMGP0097-1 IMGP0099-1(御嶽神社裏手から)              (武蔵御嶽神社)

今年の2月に、日の出山経由で来たときは境内を見ないで帰ったので一回りした。前より観光客は大分多いと感じた。ケーブルカー乗り場には大勢がならんでいた。

この鋸尾根ルートは展望は良くないが、下部は変化があり上部は単純だが膝に優しい登山道で十分に楽しめた。途中の展望がない分、山頂で見る富士山はより魅了されるだろう。更に下降路を変えれば違う楽しみ方が得られるのでは・・・・・

前夜発日帰りは、 仕事が終わって一旦家に帰り、集合時間に合わせて家を出る。当時は駅の待合室や広場、今回の登計園地等の東屋での仮眠もOKだった。駅員も地元住民も受け入れてくれたし安心感もあった。現在は、諸事情もあり、最寄り駅や周辺での仮眠は難しくなったと思う。

 

K宮 記

 

 

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