K宮です。富士山の見える山を求めて富士急沿線まで来た。2月なのにあまり寒くない。八王子駅で中央本線に乗り換えたがハイカーは少なかった。先日の雪のため、大月駅に近づくに従って沿線の山肌が白くなる。大月駅で富士急に乗り換えると、更に雪量は増える。装備(スパッツ・サングラスなし)を考えて、縦走はあきらめ倉見山ピストンに計画を変更する。
山行日 2022.02.18.(金)
ルート 富士急行線/寿 駅 (720m) → 向原登山口(730m) → 堂尾山公園(850m) → 相定ヶ峰/倉見山と杓子山の分岐峰(1250m) → 堂尾山公園(850m) → 富士見台(840m) → 小明見登山口 → 寿駅(720m)
メンバー K宮 単独
重 量 10Kg
コースタイム 富士急行線/寿 駅 (8:35) → 向原登山口(9:15) → 堂尾山公園(9:50~10:10) → 相定ヶ峰/倉見山と杓子山の分岐峰(12:00~40) → 堂尾山公園(13:35~45) → 富士見台(13:50~14:00) → 小明見登山口 → 寿駅(14:30) 【 5 時間55分 】
02月18日(金)
車窓から時たま見える富士山も綺麗だ。寿駅で降りた人は私だけ。Suicaをかざしてホームの外に出る。一面雪、その先に富士山がある。
高速道の下をくぐり登山口に向かう。歩道部分に積み上げられた雪が凍っていて歩きにくい。富士見台と尾根末端は下山時に行くことにして、写真左の向原入山口から堂尾山公園に直接行く事にした。薄い踏み跡あり、雪は足首位で問題なし。
堂尾山公園を後に先に進む。天気は良好、気温は割と高い。ここからは踏み跡なしで脹脛位のラッセル。サングラス・スパッツなしでも問題なし。
少しずつ雪量増え膝下位、まだ問題なし。時間的にも倉見山までは行けるとラッセルする。久しぶりのラッセルに心が躍る。鼻歌も出る。
雪量増え膝上で傾斜も出て来る。スパッツなしの影響はないが太陽光が眩しくなってきた。若いころ、5月山行の南アルプス縦走で雪目になった事がある。その時の辛さを知っているのでサングラスのないのは致命傷になると思った。まだ木陰が多いが稜線に出たらヤバイ。
相定ヶ峰(1250m)、倉見山と杓子山の分岐。傾斜地のラッセルがきつかったのと、木陰が少なくなり眩しさが強くなったことで倉見山に行くのを止めた。次回縦走の楽しみもなくなる。ラッセルできたので満足である。お湯を沸かしコーヒーを飲み満喫する。
同ルートを下降する。やっぱり雪山は楽しい。跳ねるようにして下降し、堂尾山公園に戻る。そして、朝に割愛した富士見台に向かう。
堂尾山公園からは、足首以下の雪量であった。眩しさは和らぐ、足回りも濡れて不快感はあるが問題なし。
ここからは、尾根を末端まで下り鉄製階段から車道に出た。工業団地を通過、高速道をくぐり寿駅に戻る。待ち時間10分程で電車が来て帰路に就く。
当初は寿駅から倉見山に登り尾根を北東方向に進み「県道713号線」を東桂駅に行く予定だった。雪山ハイキングだけど、日帰りという事もあり、持ってきたのは軽アイゼンのみでスパッツとサングラスは持ってこなかった。靴はローカットの登山靴である。結局、サングラスがないのが致命的で想定ヶ峰ピストンとなった。私の他に登山者はいなく独占できたのは良かった。
富士急線は、三ッ峠での岩トレと年末の富士山雪訓で良く利用した。ともに良き思い出である。当会での三ッ峠岩トレの思い出はないが、富士山雪訓はよく覚えている。いつもY田御大がいて楽しかった。最近、山の歌を唄う機会がなくなった。沢か雪山に行かないとダメかな?
K宮 記
何年前だろうか.一緒に,八ヶ岳東面にいったときに,僕がスパッツを忘れ計画がオジャンになったのは.もう予定のルートもどのあたりまでスパッツなしで行ったのも忘れたが.覚えているかなあ…連休,ガキを連れて瓶が森に行ってきた.山頂近辺は立ち枯れの木と笹薮が広がる美しい山だった.またネ.