K宮です。岩殿山の岩壁は、山登りを始めてすぐに興味を持った。そして中央本線で大月駅を通るたびに眺めていた。現役時代は行くことが無かったが、念願かなったということか。行くにあたって下調べはせず、素直に楽しもうと思った。
山 行 日 2022.06.13.(月)
ルート・コースタイム JR大月駅(360m/7:25) → 県道512→ 浅利川横断橋(370m/8:05~15) → 稚児落し(590m) → 天神山(590m) → 岩殿山(634m/10:55~11:20) → 畑倉登山口(390m/11:45) → 岩殿上バス停経由 → JR大月駅(360m/12:40) 【 5 時間15分 】
メンバー 小宮(L) ・ Y田御大
重 量 8kg
6月13日(月)
大月駅で久しぶりにY田御大と会う。早朝なので暑さは気にならない。初狩駅よりの高架橋で線路を渡り中央自動車道の下をくぐる。そして浅利川に沿った県道512号線を歩いて、進行方向右側の登山口の橋に着く。長く感じたと同時に毎度のことだけど体力の衰えも感じた。御大は相変わらず元気だ。
(スカイライン/今回のルート) (稚児落しにて/中央岩殿山)
途中少し迷ったが、スカイライン左の人家の庭先から登山道に入った。樹林の中の急登を進み稚児落しへ
稚児落としの岩壁の上の登山道を天神山へ、この時期にしてはスッキリした富士山が随所でみられた。富士山好きの私は大満足である。
単独行の男性2名とすれ違う。兜岩と鎧岩を通過し築坂峠へ、岩殿山への登りの途中で弱音を吐き御大に小休止を打診。そこは、見晴台のすぐ下だった。見晴台でしばし展望を楽しみ山頂に行く。山頂は、展望も休息ベンチ等もなかった。
山頂直下の下降は急で緊張した。後はひたすら下るのみで畑倉登山ルート入口に着く。景観や岩場・鎖場・登山道と変化もあり十分に楽しめたコースだった。ここからは車道を大月駅に向かう。この頃になると暑さが増し日影が欲しくなる。
大月駅に着き時刻表を見ると電車の連絡が良い。本来なら車内飲みの為に酒を買いに走るのだが頭に浮かばなかった。コロナ禍の影響か? そのまま、ホームに入り大月発の電車に乗り帰った。
今回の山行は、久々にY田御大に電話をしたことから始まった。行く山のあてもなく何処かハイキングに行きませんかと、御大から「いいね」との返事をもらう。すかさず、どこが良いですかねと聞くと、しばらく考えて4時間位の行程だけど岩殿山はどうかなとの事だった。いいですねと私、これで決定。2018年以来の再会と山行だった。
御大は今もって元気だ。冬山トレで、丹沢の大倉尾根から塔ノ岳・ヤビツ峠へと水などを担いで二人で良く歩いた。今山行前の電話で、今はテント泊はダメだ。荷物を担げないなどと言っていたが、今の私より十分な体力はある。いまでも頼もしいパートナーである。
K宮 記