K宮です。今回の山行は、以前から気になっていた九鬼山(969.9m)です。雪のある時期に日帰りで登りたい山の第2候補、第1候補は同エリアの倉見山(1256.2m)である。理由は、共に登山者が少ない事でトレースを引ける可能性が高い事。
山行日 2022.10.20.(木)
ルート 富士急行線・禾生駅(420m/8:20) → 九鬼山登山口(390m/8:30) → 弥生峠(804m/9:30~45) → 九鬼山山頂(969.9m/10:10~30) → 札金峠(11:25) → 馬立山山頂(797m/11:50~12:10) → 沢井沢の頭(795m/12:20) → 御前山(725m/12:50~13:05) → 神楽山(673.8m/13:20) → 車道(370m/13:55) → JR猿橋駅(320m/14:10) 【 5 時間50分 】
メンバー K宮単独
重 量 7㎏
10月20日(木)
かせい駅は、こじんまりとした駅だった。線路に平行する国道139号線を大月駅方向に歩く、右手には九鬼山の稜線が見える。天気も良いし今日も楽しめそうだ。他に、登山者はいない。
国道を下った所にある橋を渡って右に入り落合水路橋の下をくぐる。登山口で、杉山新道を確認すると共に、熊出没注意の看板に身を引き締める。
前後に人がいないうえ、薄暗く湿っぽい空気の中を歩く。途中、熊出没注意の看板が頭に浮かび、鈴を出して気配や物音に意識をおくようにした。弥生峠に着くと明るくなり警戒感は薄れる。ここからは、展望のない尾根道となり九鬼山山頂に続く。
九鬼山山頂には、3人連れの登山者がいた。私より先に出発したがその後は会わなかった。大菩薩嶺方面の展望はあったが、富士山側の確認はできなかった。 山頂は、この写真方面のみが開かれていて、そこ以外は草木に蔽われていた。天狗岩まで行かないと富士山は見えないのか? 馬立山山頂も展望なし。
沢井沢の頭も展望無し、九鬼山からここまでのルートは両サイドを草木で蔽われていた。右の写真は、沢井沢の頭の少し先から ・・・・・
御前山は、南の展望が良いとマップに表記されていた。富士山が見えるとは書いてなかったので期待はしなかった。が、九鬼山の右奥にドーンと控える富士山 感動だ。
山頂は岩場で気分いいし天気も良い。悶々とした気持ちもここでスッキリした。後は、神楽山を踏んで下降だ。
神楽山も展望無し、写真だけ撮って手前の分岐から猿橋駅への下降に入る。下降路も展望地は無しでひたすら下るのみ、車道に出たときにはホットした。
車道に出ると、またまた熊出没注意の看板。弥生峠から先は、歩く事に集中して熊の事は考えなかった。ここからは、車道を駅に向かう。途中、百蔵山と扇山が目に入る。思わずパチリとシャッターを押す。
(猿橋駅)
猿橋駅は2度目、前回は扇山~百蔵山を歩いたときだ。ビールを飲みたい気分だったが、タイミングよく電車来るしお店も見当たらない。今回もお酒なしでの帰宅となる。
九鬼山北面の、標高750m~ 800m付近のトラバース道は、登山者が少ないので踏み跡が薄く高度感もあり緊張させられた。次回のハイキングは、4年ぶりの丹沢で大倉尾根から塔ノ岳~ヤビツ峠をと思う。負荷をかけないで行き、4年前との比較が出来れば良い。
K宮 記