黄蓮谷 左俣

黄蓮谷

アイスアルパンのマスターピース的なルート。

冬期アルパインをやっている方なら、一回は行ってみたいルートの1つだろう・・。

甲斐駒の山頂直下を抜けるが、ロングルートでラッセル必至な右俣

8合目付近に出るアイスメインの左俣

 

どーもYおかです

 

12月中旬は、城ケ崎で月例山行のクラック講習会&忘年会に参加して、多くの事を学びました。

H田講師、ありがとうございました。

クラック クラック2

12月22日~24日

天気予報はイマ3

気温は暖かく、氷結が心配

今回、自分たちが目指すのは、左俣のアイス!!

今回もメンバーは、S木さん、B子さん

 

21日は、道の駅に泊まる

隣のテントが、HGだった。

<HG:同じ年のS労のアルパイン狂、非常にマニアックな情報を毎回提供してくれる>

甲斐駒

22日 雨天 暖かい

半袖でアプローチ開始!

10分で汗だくに。。

途中、花谷さんに久しぶりにお会いして氷の状態をリサーチ

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15時前にテン場に着いた。

寝不足&平日の疲労でかなりペースは遅くなってしまった

整地して、テントを張っていると、、隣のテントが当会Sちゃんの友人キックボクサーだった!

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ってことで、S労M口さん1張、めっこ×S労1張、Yおか1張、キックボクサー1張

 

って事で全員知り合い!

 

夕飯をさくっと食べて、早めに就寝。

 

翌日も、暖かく快適なテント生活、、3時起床

 

開運石碑から、トレースを辿って下ること1時間

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坊主の滝の上部をトラバって、うまいこと2俣に出た。

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1つ目の滝は、フリーソロで上がった。

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っとここで、ダブルロープが1本しかない・・

取り敢えず、自分のロープ60はM口パーティーに渡す

代わりにM口さん達のダブルを借りる

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チムニー滝30mもだけロープ出して登った、、あとは、ロープなしでフリーソロで登れる程度の優しいものだった

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上部の核心 大滝60m が出てきた!

流石によく育っているように見える

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左側が弱点っぽく見える

 

先行のM口さん達は、果敢にも中央<右側>をリードしている

(じゃんけんで、M口さんが勝ったようで、M口さんがリード)

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自分は、左側のラインを選択した

 

上の方は水氷なのね。。

手袋が浸水したし

クオークよりもノミックの方が良かったかも・・・

 

下部の方で、スクリューを入れ過ぎて上部で玉切れになってしまった・・OMG

 

ロープが50mだったので、ギリギリで、ビレイヤーのB子さんに少し登ってもらった

終了点は、灌木2本

 

手早く手早くOS

 

B子さん、S木さんを引き上げ、コンテで進む

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次は30mの最後の滝だ

順番だとS木さんがリード・・。

 

スクリュー、ガチャを渡す。

先行では、S労の新人K君

K君、フリーがめちゃくちゃ強い!

M口さんがフォローで登攀開始

っと!

S木さんが3m程上がった所で、上から落氷が!!!

 

これは!

 

S木さんの右腕を直撃! すごく痛そう!

悶絶している。。

 

取り敢えず、スクリューを決めて降りてきた。

 

ヘリ?か

骨折??

救助なのか・・と色々と頭をよぎる

取り敢えず、大丈夫との事なので

自分が交代でリード、、

 

流石に、2本連続なので、非常にパンプした、、でもOSできた。

B子さんを引き上げ、B子さんがS木さんのスクリューも回収してきてくれた。

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そこからロープを畳み、ラッセル大会になった。

5人だったので、交代でラッセルして進む

 

身体の調子は、昨日よりだいぶ軽い。

身体が動く!

 

気付いたら、先行の福島県の山岳会の2人が見えた。https://blog.goo.ne.jp/valleyfiesta2010

 

交代します!と声を掛けて、ノートラックの少し重い深雪を掻き分け始めた。

心地よい。

 

40分ほど、ラッセル大会を1人で行い、稜線に出た。

福島県の山岳会の方と握手して、一気にテン場まで下りた。

途中、B子さんから高級ヨーカンを頂き、チャージ!

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S木さんは、歩くと腕が痛むという・・・

心配。。

 

それでも、夜は、痛む腕を庇いながらもクラムチャウダーを作ってくれた。

非常に美味しくて、おかわり祭り。。

BGMは、百恵ちゃんのイミテーションゴールド!!!!

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お腹も一杯になり、登攀とラッセルからの疲労で眠気が、、、

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S木さんは、シャンパン、ワイン、ハイボール、ビールと、、、腕は大丈夫そうなので一安心

デザートで、B子さんが気を利かせてケーキを持ってきてくれた!! 文京区春日のマロンケーキ!!!!撃うま

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眠気に負けて、就寝、、

 

しかし、寒い。。軽量化を狙って、夏用シェラフにしたのが仇となった。。

2時間おきに起きてしまった、、切ない

 

ようやく陽が上り、起床

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最後に晴れた!!!!↑

朝食を済ませて、テント1式、Wロープ60×2本 をザックに詰めて

トレランスタイルで一気に駆け下りた。

7丈小屋から駐車場まで 2時間40分で降りてこれた!

最後は、ヘトヘトだった・・・。

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駐車場でガチャ類を乾かして、マットの上でウトウトしていると

一台のジムニーが目の前で止まった・・ ???

 

アイス仲間のM嬢だった!!

久しぶりだ!

何故か、オジロ小屋でおもちやら漬物、お茶をご馳走になる!

ストーブに当たりながら、食べる御餅はサイコー!

 

年末年始の山行に向けてよいトレーニングができた!

黄蓮谷 左俣」への2件のフィードバック

  1. フィエスタの谷の角田

    Yオカさん
    甲斐駒ケ岳黄連谷左股ではラッセルお疲れさまでした。
    最後の疲れたところで交代してもらって助かりました。
    我々の山岳会では福島の岩場では主にいわき市の青葉を整備管理し、田島岩も開拓のお手伝いをさせてもらいました。今はジャック中根さんが白河(私の地元)の聖ヶ岩の新しいエリア(5.11~5,13で難易度高い)を開拓し、もうすぐ終わるようです。強い人(私は弱いですが)にはなかなか楽しめるルートがまとまってある非常にいい岩場です。機会があれば是非お越しください。

    返信
  2. 東京雪稜会 投稿作成者

    フィエスタの谷の角田様

    先日は、黄連でありがとうございました。
    先行の角田様たちのラッセルがあったからこそ、無事に辿り着けたと思います。
    ありがとうございました。
    ジャックさんですか! よく存知あげております。
    月に数回はお顔を会わせる仲でございますw
    また、時間を見つけて聖ヶ岩の新しいエリアにも遊びに行きたいと思ってます。
    今後とも、よろしくお願い致します。

    返信

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