月例山行/浅草岳

K宮です。3月の月例山行(浅草岳)に行ってきました。この山を含むエリアは山スキーで有名で、山の名前は知っていたが山スキーをしない私には無縁の地でした。今回の月例山行参加は、このエリアの積雪期山行の第一歩である。当会のOBは山スキー愛好者も多くて集会二次会の酒席ではいつも熱く語っていました。

山行日  3月12日(土)~13日(日)

ルート
12日(土)   大自然館前 ~ ヤヂマナ沢沿い(600m付近) ▲(BC)

13日(日)   ▲ ~ 冬尾根ルート ~ 前岳(1568m) ~ 浅草岳(1585.4m) ~ 同ルート下山 ~ ▲(BC) ~ 大自然館前

メンバー       S野(L) Y田  K宮

コースタイム
12日(土)  中野駅前(6:35) -車→ 大自然館前(12:00/45) → ▲BC(13:30着)

13日(日)  ▲(5:40) → 1040m(6:20/35) → 前岳(8:25) → 浅草岳(8:45/9:00) → 1090m(10:00/15) → ▲BC(10:50/11:30) → 大自然館前(12:00/25) -車→ 温泉施設/入浴 → 中野駅前(19:00)

 

12日(土)

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関越自動車道は、断続的な渋滞で予想以上に時間を要した。左の写真は、越後湯沢を過ぎた辺りの高速上、右は高速を降りての集落。

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左の写真は、浅草山荘先の大自然館前、右は大自然館前の雪上(出発準備中)である。

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BCは、大自然館前から林道を45分程のヤヂマナ沢水場付近、雪が腐っていて潜るのでワカンを履いて来た。時間があるので途中までルート偵察に行く。偵察後、早い時間から外で飲み始める。しばらくするとスキーヤーと登山者が続々と下山してくる。寒くなってテントに入っても飲み続けた。年齢の近いシニア世代3人、昭和の話で盛り上がった。

13日(日)

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最低限の荷物でBCを出る。静かだ。アイゼンを履き、ワカンを担いだ。早朝ということもありアイゼンが潜る事なく気持ちよく刺さる。他にスキーヤー・登山者もいなく3人だけの世界。風もなく天気も良い最高のコンディションである。私は単独山行が多かったので、久しぶりのパーティー山行である。樹林帯を抜けると展望の良いなだらかな尾根が続く。尾根の両サイドの谷筋はスキー滑走には良さそうだが滑った先はどうなるのだろうか? スキーをしない私にはわからない。360度の景観を楽しみながら浅草岳山頂を目指す。Y田御大は以前にまして元気だ。山頂までのルート中、出会った人は単独の登山者が1人のみ、テント前で登頂準備をしていた。山頂にも人はいなく気持ち良い。

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山頂から見た鬼が面岩壁、登攀記録あるのかねとリーダー、夏は岩が脆そうだし冬はアプローチが大変だしどうなんだろうと私。

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山頂で十分にリフレッシュして浅草岳を後に下山に入る。まだ静かな山を満喫している。しかし、下方を見ればスキーヤーと登山者が登ってくる。森林限界に近づくと更にスキーヤーと登山者は増える。多くはスキーヤーである。最後までアイゼンで、ワカンは使用しなかった。BCに戻りテントを撤収し林道を車に向かう、雪が腐っていたのでワカンを使用した。それでも潜って一気に疲れがきた。

帰りの高速で事故渋滞に捕まり時間を取られたが、計画は楽しかった。昨年の会津駒ケ岳といい、今回の山行といい、人気ルートであるにもかかわらず、一番楽しく気持ちの良い所を他の登山者に会う事もなく独占出来た。計画段階での重要な部分でもある。リーダーの山行計画のたて方の上手さであった。あの主稜線を多くの他パーティーと歩いていたら、自分たちのペースで歩けずゆとりもなく綺麗な景観も山の良さもわからなかったろう。この写真をみて懐かしく思うOBもいると思う。静かな山に行くには今回のような計画か、更に遠くて交通の便の悪い場所か、マイナーでロープの必要な山を選ぶかか・・・・・

 

K宮   記

 

 

 

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