H田です。
前の週にKいそさん・まっきーが登った裏妙義木戸壁右カンテに、K澤師匠のお誘いのもとで登る機会を得ました。
メンバーはH田、K澤師匠とかみさん。
表題の通りK澤師匠の長患いの足が癒え、マルチピッチに意欲を示していただいたところでK礒さんらの情報もあり、復活記念の場とさせていただきました。
登ったのは7月2日で、路面は濡れて乾いていない状況。蒸し暑く、快適とは言いがたくも人は少なく、岩場は貸し切りでした。雲が垂れ込めた妙義の雰囲気は幻想的ですらありました。
1P目は予想通りの濡れ岩でしたが、上部はマシとみて取り付くことにしました。
Ⅲ級とはいえ、完全に濡れた岩は緊張しました。このあたりは極めて近いピン間隔に助けられました。
2P目から上はもくろみ通り概ね乾いており、どうにか登れるコンディションでした。
K澤師匠にも登る楽しさを堪能していただけました。これがなによりの成果でした。
Ⅲ~Ⅳ級の岩場はエンジョイ系そのもの。
情報通り、岩は見た目以上の安定性があり、ピン間隔が極めて近いのも特徴的でした。
ただ、スズメバチの警戒を受け1P目終了から終了近くまでずっと複数にまとわりつかれたのは誤算でした。行動中でも時々静止して去るのを待つしかできませんでした。
ルート終了となる5P目あたりで視界が良くなり始め、雲の中だった妙義の山々を見渡すことができました。同時に高度感も増して、登り甲斐を感じるところでした。
下降は傾斜がやや寝ているのと「たどん」と言われる出っ張りが多いのとで要注意でした。
ロープ1本で慎重に降りたものの、3回目の下降で引き落としたロープが2つの「たどん」にM字状にからみ回収作業をせざるを得ませんでした。
無事に地面まで降りられてホッとしたのもつかの間、出迎えてくれたのは上の写真の者どもでした。
「備えあれば憂いなし」といいますが、ヒル対策はもちろんしていきました。
①着衣の対策:長袖、長ズボンはもちろん靴下を裾上に出しテーピング、袖口に沢登り用手首ガード、首回りにタオルを巻き付けました。
②ヒル忌避剤:「ヒル下がりのジョニー」を靴や侵入されそうな付近に散布し、加えて虫除け剤もスプレーしました。
③移動時の監視:歩きながら自分で靴周りなど注意を払うとともにお互いに監視するようにしました。
覚悟していましたが、実際に襲撃されてみるとそれはそれは恐ろしいものでした。
ただ、達人はいるものでアプローチ時に前を歩くおじさんは半袖短パン姿で、まとわりつかれても手ではらうのみで気にする風でもない様子でした。
駐車場に着いてから身体、持ち物と着衣を全てチェックし、お持ち帰りがないことは確認しました。どうやら対策の効果はあったようです。
蒸し暑さ、着衣対策、逃げるような下山と相まって汗まみれでしたが、ホッとしたことで爽快さがこみ上げてきました。
今回なによりなのはK澤師匠が登りを楽しんでくれたこと。
帰路は特別の計らいで気遣いしてもらい、ありがとうございました。
会の仲間で情報共有して、ルートをenjoyできたことも嬉しいことでした。
ただし、このエリアはこの時期特有の様々な『山の番兵』にご用心です。
お昼もヒルといっしょに召し上あがれたようで何よりです!
些細な情報がお役にたてたならば幸いです。
またぜひ!
おはようございます。ヒルヒル、スズメバチ歓迎クライミング最高でした。
Kいそさんは、ヒルの求愛きせきが腹に生々しく残って羨ましかったそれも二つもです。
そして、昨日は、O田さん餞別ハイクと銘打って、高尾山帰りに、反省会の練習練習の末
国会議事堂前で、電車がギブアップ皇居を眺めながらの野営になり、先ほど帰路に着きました。
今回も、皆々様には、足の不自由な自分にお付き合いいただき、心より感謝致します。
ありがとうございました。
ヒルに加えてスズメバチ!
かなりグレード高いですね‼︎{{≧≦}}
山の先住者の襲撃の中、楽しまれたようでさすがです!
ヒル対策情報、嬉しいです。ありがとうございます!
K澤師匠、足の復活おめでとうございます!
そして高尾山はありがとうございました。
復活記念日の翌日でしたが、歩くの速くて私は息上がりっぱなし…師匠の足は健在です〜
反省会は反省事が多すぎて5時間に及びました。師匠は野営されましたか。私もふらふら〜
またどうかよろしくお願いいたします!