K宮です。この3連休のトレーニングで歩いてきました。しかし、地蔵尾根を下降するか、硫黄岳まで足をのばすかの決断には大分時間がかかった。心は行きたい行かないと後で悔やむと言い、体は疲れたもういいと言う。若い頃はこんな事は考えずにがむしゃらに歩いたし攀じったものだ。年齢を感じてしまう。葛藤は赤岳に着いてから地蔵尾根分岐まで続いた。最後の決め手はトレーニングにきたのだ、3連休で楽しむために・・・・・
山行日 3月4日(土)~5日(日)
場 所 八ヶ岳東面(真教寺尾根~硫黄岳)
メンバー K宮単独
コースタイム
4日(土) 美しの森ロッジ/旧たかね荘(7:25) → 羽衣池(7:40) → スキーリフト降り口(8:55~9:00) → 牛首山/2280.1m(11:40~12:00) → 幕営地(15:20) ▲
5日(日) ▲(6:55) → 稜線/登山道(8:20) → 赤岳南峰/2899.2m(8:50~9:10) → 地蔵尾根分岐(9:30) → 横岳/奥ノ院2829m(10:25) → 硫黄岳山荘(10:55) → 硫黄岳/2742.1m(11:30) → 赤岩の頭(11:35~50) → 赤岳鉱泉(12:30~45) → 赤岳山荘(13:50~14:05) → 美濃戸口(14:40)
荷 重 18Kg
(大天狗と小天狗、奥は権現岳・南アルプス) (稜線直下の尾根核心部)
美しの森ロッジ(旧たかね荘)までタクシーで入り羽衣池に向かうがトレースはない。途中で追いつかれた4人パーティーと、交互にラッセルして森林限界近くのいつもの幕営サイトに行く。雪面が固く、整地に労力を要するので戻り1張はれる平地にテントを張る。4人パーティーはだいぶ手前の平地でテントを設営した。上部は雪が少ないうえ割りと固く深いラッセルは無さそうと思われた。翌日、のんびり準備していると数人が上がって行った。荷物からしてピストンのようだ。車での入山の為ピストンになるのかな・・・ トレースを付けたかったが仕方がない。あとは、トレースを忠実に稜線まで行き赤岳・横岳・硫黄岳を経て赤岳鉱泉から美濃戸に降りた。真教寺尾根上部をラッセルしていれば、満足してすんなりと地蔵尾根を下降したと思うが、何か物足りなさを感じ上記のコメントとなった。硫黄岳への登りはいつ行っても辛い。結果として行って良かった。赤岳山荘で昔のようにビールを飲み当時を懐かしみ美濃戸口に向かった。
K宮 記