Yおかです。

8月5-6日で会津駒ヶ岳　下ノ沢に行ってきました。

メンバーは、M子さん(L)、K内谷さん、H布津さん、S藤カイくん、Yおかの5人。

ことの発端は、S藤くんがどうしても会津下ノ沢に行きたいので付き合って下さい的なメールから始まった。

理由を聞くと、いや～、その～、いや～、その～って明確な理由は出て来ず・・。

 

とりあえず、5日の早朝に浅草から出ている特急で一路、会津高原尾瀬口駅へ

(この駅は懐かしい！！学生時代に自転車を輪行してきて、ここから尾瀬まで漕いで燧に登った・・。)

揺られること約3時間程で、駅に到着。そこから会津バスに乗り　駒ヶ岳登山口へ

装備を整え、共装を分けた。

 

 

ここで徳島から山旅をしているというご夫婦に出会う。トマトを頂く。

山は人の心を和ませる。

 

そこから少し林道を歩いて、いよいよ入渓！

いきなり手前のゴルジュの左岸をトラバースを狙うも、よいスタンスが見当たらない・・・。

これは悪い！！

S藤君の半分笑い声交じりの「ガンバ~」が聞こえる。これは負けられない。

パンプした！！

で、、、きっちり頭まで濡れた・・・。

「あれはどう見ても悪いですよ～」と半笑いのS藤君

 

滝は基本は高巻をして、突破～。

M子さんの高巻のルーファイ能力には、恐れ入った・・。

きっちり、滝の落ち口の手前に出る・・・。

藪藪で、明瞭な踏み跡もないし、視界も悪い・・。

それでも、絶対に外さない・・・。嗅覚なのか、、圧倒的な経験値なのか、、

非常に学びの多い沢行だった・・。

幕営地の二俣には14時前には着いた。

とりあえず手頃なボルダーがあったので、3人でトライ。

3トライ目でトップアウト　初登を頂く　　二俣ボルダー(4Q)沢靴限定課題　とする

その後、S藤くん、Y岡は山に薪拾いに、K内谷さん、M子さん、H布津さんは川へ魚釣りへ

 

K内谷さん、H布津さんが1匹づつの釣果。

更に、山菜を摘んで、、今夜は豪華な夕飯になるぞ～っと

 

S藤くんの無洗米を気合いを入れて洗う。さっきのボルダーの課題名「一粒の米」もいいなあ～とか思ってみたり。。

 

米が炊けた。K内谷さん特製のポークカレーの登場！＜ペミカン＞

芳醇なスパイスが食欲を増進させる。これは旨い。

ちっらと、S藤くんに視線を向けると踠いている。聞けば、星の王子様カレーしか食べ事がないと言う・・まじか

 

夕飯も佳境に、、、強い男は　必ずおかわりする！　そして残さない！！が、山菜が苦すぎる！！結論、雑草だったかも。良薬口苦

 

いやー、満足満腹、更に満点星空、、満ちて行く時間　コーヒーを飲みながら語り合う。

たき火を囲んで恋愛相談とS藤君の狙っている小川山水晶スラブ「ノイズ」について・・・・。

スラブか～なかなか渋いって具合に・・・

 

夜の帳がだいぶ落ちてきたので、寝ることにした。

S藤くんだけ自前のテントで、4人はタープ。

 

横になると、一気に睡魔の攻撃にあい撃沈。。と思いきや！！蚊が蚊が蚊が いるよね・・！！

ここから1時間おきに目を覚まし、蚊と格闘！といっても、タープなので、無数の蚊に勝てる筈もなく撃沈。

チクショーっ！！ってことで、シェラフの中に潜り込み入口のコードを閉めてみた・・・・酸素薄くない？！

結局、三人の寝息を聞きながら長い夜を過ごす結果に・・・。

 

ようやく4時だ！　朝陽が上がったので起きて？起き上がって、お湯を沸かしてコーヒーを淹れる。

この時間が好きだ、、映画リバーランズスルーイットの1シーンのような・・　若き日のブラピに自分を重ねてみるが、痒い、兎に角痒い。特に首元

 

朝食は、パスタ！！こちらもK内谷さんが準備してきてくれた。

これも女性ウケ抜群です！(メンズしかいないけど)

勉強になるな～～。

 

ってことで準備して、出発6時30分！！

 

いきなり雪渓が・・・、ここはトンネル状になっていたので無事に通過。

その後、小さな滝は直登して、大きな滝は巻いた。

途中で手頃な滝があったので、邪心を振り払うためお浄めを行う。

S藤くんは皆からハンマーを借りて、ハーケンを打つ練習を行う。

 

最後は、地形図を見ながら詰める方向を決める、、藪ラッセルを15分~20分ほど行い稜線付近に出た

 

稜線はトンボだらけだった。もしかしたらもう山は秋なのかもしれない。

 

山の夏は短い。

 

山頂で記念撮影して、下山した。13：40　約1時間半ぐらいで下山できた。

 

下山後、運よくバスに乗れたので、会津高原尾瀬口駅で源泉かけ流しの温泉に浸かり

帰路に着きました。

 

天候に恵まれ、久しぶりの沢も良いなああと感じた。

充実した山行だった。

ありがとうございました。