房総の山に行きたくて、去年の暮に山と高原地図 特別版(三浦・房総)を購入した。そこに三浦アルプスも載っていた。興味はあったが、すぐに行こうとまでにはならなかった。ところが偶然にも、三浦アルプスに行かないかとお誘いが来た。すぐ OK の返事をした。27日(土)の伊豆ヶ岳の足慣らしになると思ったのだ。でも直前までは天気予報とにらめっこ状態だった。
山 行 日 2024.04.23.(火)
ル ー ト 横須賀線/東逗子駅(10:35/15.0m) → 二子山分岐(12:05/150.0m) → 森戸川林道終点(12:30~50/61.0m) → 森戸川南沢 → 三国峠(登山道)(13:55/181.0m) → 乳頭山(14:05~20/201.0m) → 中尾根下降 → 六把峠(14:50/131.0m) → 中尾根下降 → 森戸川林道終点(15:30~16:00/61.0m) → 森戸川林道下山 → 京急・川久保バス停(16:45着~17:17発/19m) → 横須賀線/逗子駅(17:35/8m) 【 6時間10分 】
メンバー K・I (L) N・S K宮
重 量 8 Kg
鷹取山の南方向にある三浦アルプス。適期は基本冬季。東逗子駅から住宅街を抜け樹林帯を二子山方面に進む。曇り空でさほど暑さは感じない。途中、自然界の貴重な恵みを大量発見し一同 興奮する。そして必要最低限をいただく。前日の雨のなごりで登山道は滑りやすく歩きにくい。慎重に歩を進める。
分岐で二子山方面に行かず森戸川林道終点に向かって下る。登山道は、森戸川の上部支流(あえて北沢という?)に沿ってついていて一部河原歩きもあった。上流部の集積面積が少ないので、前日の雨にも拘わらず水量が少なく歩くのに問題はなかった。
森戸川林道終点に着く。ここは南沢入口でもあり中尾根の上り口でもある。南沢の右岸には少し荒れかけた登山道がついていた。上流部は水の流れから出ている石の上をつなげて歩く。距離的には短い。
最後の詰めは、左岸の薄い踏み後をつめて乳頭山と211m峰の鞍部(三国峠)に出た。藪こぎはなかったが古い残置ロープがあった。予定どおりの地点である。
目の前の鉄階段を上ると乳頭山山頂に着く。他の登山者はいなく気持ち良い。東面が開けていて横須賀方面が見える。登頂の喜びに浸っていると、目の前1m位の所を親指位の大きさの黄色スズメバチ?1匹 が横切って行った。一同、一瞬恐怖を感じた。近くに巣があるのでは思うと長居は無用ですぐに下山に入る。触らぬ神に祟りなしか・・・・・
下降ルートは、六把峠 経由で中尾根を森戸川林道終点に戻るである。最初は、黄色スズメバチが意識からはなれずキョロキョロしながら歩いた。中尾根の樹林帯内をアップダウンを繰り返しながらだらだらと下る。そして膝に疲れがたまったころに急な下りとなって林道終点(南沢入口)に戻った。ここで少し膝休めをして森戸川林道を下山。林道は車が入れるほどの広さはない。住宅地に出てからは京急の川久保バス停に向かう。ここから横須賀線/逗子駅までバスで行き、恒例の下山祝いを魚料理で行い今山行終了とした。
メーンルートは南沢ということで最初は沢登りかなと思った。私の沢靴は古くなったので処分してしまった。今回の山行は4月後半だが、気温が低めで曇り空だったことと、水線どおしが多かったので暑さによる不快感もなく楽しめた。南沢も軽登山靴で問題は無かった。 交通機関の相互乗り入れも進んでいるので 最寄り駅までのアプローチがさほど苦にならない。その点、房総の山より行きやすい。しかし、エリアが狭いため物足りなさを感じる。でも冬季の体力トレーニングには使える。
K宮 記