ベルジュエール

ベルジュエール

瑞牆マルチを代表するルートの1つ

ずっと登ってみたいと思っていた課題の1つ

初夏の太陽が気持ちいい5月後半、絶好のTRY日和だった

日も長く、岩の状態も良さそう。。

 

前日の土曜日は、カサメリでスポートで遊ぶ。

翌朝は取付き9時を目標に駐車場を出る

8時半には取付きに着いた。

汗だくだったので、Tシャツを干して準備をする

今回もテーピングはなしで、昨日ロープバーンで焼けた踵にバンドエイドを貼った

 

今回のパートナーは、Kさん

 

緊張気味、、体が重い

 

※ムーブの解説ありなので、OS狙う人は飛ばして↓

1

1P目(11b):Yおか OSしたい気持ちが強すぎて、ホールドを見る目を失っていた・・痛恨のテンション

核心は、終了点手前のスラブ・・・右に行き過ぎるとツム・・

左にガバポケットがあり、左足を送ると右手がガバに届く・・。悔

2

3

2P目(10a):Kさん→Yおか 気を取り直して、、、このピッチもTOPを譲って頂けた

出だしスラブの足置きが怖いが手はかかる、左のカンテに回りこみ、凹角の残地ピンとスモールカムを決めながら進む

マスター00を持ってきて良かった。 もしかしたら、ナッツがよく決まりそう。。

 

3P目(5.7):リンクさせた

 

4P目(5.9):Yおか 泥の詰まったコーナークラックをジャミングしながら、、傾斜はないのでランナウト気味で進む、途中ガメラ菊池さんが上から降りてきた(新ルート偵察?とか言っていた)

左面のハンドクラックを進む

快適なハンドと心地よい初夏の風で、一気に進んだ

終了点で、待っているとモアイフェースから声がする・・・まさか。。

やはり、モアイフェースに1組いた、上部から懸垂で下りて、ホールドやプロテクション位置を確認している様子

「ここでスカイフックかよ・・」ただ岩に乗せているだけじゃん・・。笑

4

4p目終了点から、大フレークの取付きまでは、右の岩を迂回して下に降りた、Kさんが灌木でビレイ点作ってくれた

6

5P目(10a):Yおか 今回のハイライト的ピッチ、大フレーク 日本離れした花崗岩の景色がここにはある(シロクマのコルより)

ここまで1pitch 目から5pitch目までtopをやらせて頂き,大変嬉しい!

奥壁から声がする、一緒にきていたB子さんとKO君ペアだ!

11

ここは、得意のレイバックで一気に登った、上部のフレークで4番が取れた。

5.6は無しで大丈夫だった(そもそも持ってきてない)

グイグイ手が出る感じが気持ち良かった

7

17

8

6P目(5.8):Kさん チムニー 途中の残地ピン以外はプロテクション取れそうにないチムニー

Kさんは右差しだった

自分は、ザックをハーネスにぶら下げて進む、途中なぜか右差しから左差しに体勢を入れ替えた瞬間、足が抜けた・・。

そのまま右差しで進めばよかった。

9

あとザックが重く、最後のチョックの乗越できつかった。

7P目(歩き)

13

8P目(10b)通称 T字クラック 逆イ字クラック

チムニーから始まって、フィンガリーなスラブを登って

クラックスタート 基本ハンドで 足のスタンスも豊富

右のピナクルに右足を掛けると楽に登れた

左上に進むあたりから、足がなくなり、パンプしてくる

プロテクションを決めて、クロスハンドを繰り出して

ガバを掴んで終了 簡単なスラブを上がる

 

9P目(歩き 3Q)

14

10P目最終ピッチ(5.8) Kさん 少し傾斜のあるクラック

右下のガバアンダーを持てば上のガバに届く、クラックムーブだと少し悪い?

スラブを登って 頂上に

15

9時スタート→15時半頂上

 

下山は、最終P目をラペルして、そこから歩いて岩を背に左のハイマツ帯を下山。

 

頂上を通る風は、心地よく、5月の日差しはまだ優しく

小やすりから、クライマーの唸り声が聞こえた

山灯花か。

 

噂通り良いルートだった。

もう1度TRYしたい!

 

ギア:ロープ8.9 シングル60 1本

00~03 ①セット(ナッツの小さいサイズが使えそう)

03~4 ②セット

ヌンチャク<アルヌン含>12本

スリング180、240

水:Y岡500、Kさん1,500

行動食

アプローチ靴(次からは、軽量のトレランシューズにします)

へっでん

救急用具

薄手のJKT

ベルジュエール」への1件のフィードバック

  1. K島 

    Y岡さん
    ベルジュエール お疲れ様でした。
    お天気も良く、最高のクライミングだったようですね。

    先日、K磯さんからベルジュエールを登攀した時の思い出話しを聞いたばかりだったので、興味を持っていたルートでしたが、Y岡さんの投稿からも、その素晴らしさが伝わってきました。

    一昨日、カナトから正面壁頂上とそれへ続くスカイラインを間近で見て感動しました。
    自分もいつか挑戦したい! そんな気持ちが湧いてきました。まあ、だいぶ先になりそうですが…(笑)
    フェイス、クラックとも練習を重ねます。今度、指導お願いします。

    Y岡さんの次回投稿をまた、楽しみにしています。

    追伸
    千日の瑠璃、第ニ登を佐藤祐介さんがしてから5年近く登られて無いそうですが、正に現在挑んでいる人がいるようです。カナトコ頂上から、祐介さんが声を掛けてました。
    ◯◯◯〜 と叫ぶと、祐介さ〜ん ムーブ見つかりそう!
    と返事が… 祐介さんの高校山岳部の後輩だそうです。
    勿論、現役ではありません。
    この先輩にして、この後輩ですかね。深良い話し… ガンバ!!

    返信

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