土曜日、奥多摩でロープワークや結び方等の基本技術訓練をやった。日曜はどうしよう。集会で、代表が雲取山に日帰りで行ったと報告した。そうだ、20数年ぶりに雲取山に行こう。即決。 しかし、鷹ノ巣山アプローチの稲村岩尾根でバテ、石尾根を下降し奥多摩駅に下山した。最近ルート変更が多い。軟弱。
コースタイム
中日原・鷹ノ巣山登山口/6:30⇒鷹ノ巣山/10:30~11:00⇒将門馬場の分岐/12:05⇒六ッ石山分岐/12:30~35⇒上部・三ノ木戸林道分岐/13:00~13:15⇒730m位地点・三ノ木戸林道分岐/14:15~25⇒アスファルト道/14:30⇒奥多摩駅/15:10
山行日 6月15日(日曜日)
荷重 25Kg
メンバー K宮 単独
土曜日夜の幕営地である。私にとってここは聖地である。30年程前に有志で山岳会を設立、当時はよくここに来た。ザイル祭り・岩トレ・レスキュー訓練、そして焚火を囲み、よく呑み、よく唄い、山について熱く語り合うなど楽しい思い出が詰まった場所である。
写真は鷹ノ巣山山頂である。昨年の鷹ノ巣谷遡行~水根沢下降に次ぐ登頂である。今日の荷重は25Kg、昨日の訓練で使ったギア・ロープと水・生活用具である。車道から川床に降り橋を渡って稲村岩尾根に取り付く、しばらくは水流どおしに高度をかせぐ、樹林の中で風も無いが涼しい。水流を離れ尾根に上がる所で両足踵に靴ずれができる。左足親指に血豆があり、下りになると痛みが出る、ルート上のアップダウンを考え足首から上をきつく結んだ。それが裏目に出たようだ。バンドエイドで処置し少し紐を緩める。その影響もありペースダウン、後続の登山者に次々に追い抜かれ、だいぶ時間がかかっての山頂到着であった。
同じく山頂での写真、雲取山まではまだまだ遠い。血豆・靴ずれを理由にアッサリとルート変更。最短コースを奥多摩湖へと身体は言うが、心は雲取山を目指して来たのだから、せめて石尾根を奥多摩駅にと言う。身体と心のせめぎ合いだ、奥多摩湖に降りたら後で後悔しそう・・・・・で心の勝ち石尾根下降とする。ここでも後続の登山者に追い越される。長い下りで膝も気になったが膝にやさしいルートだった。よく行く丹沢の大倉尾根~ヤビツ峠は、階段にガレとトレーニングには良いが膝にはこたえる。今回のルートは、急斜面はジグザクに切ってあるし、階段は少ないし、土の登山道と膝に優しかった。 標高差 1190m位か ? ちなみに大倉尾根は1170m位 ?
毎度の事だけどシンドイ、追い抜かれるたびに口惜しくてもう止めようと思う。しかし、下山するとすっかり忘れ達成感が沸々とわいて来る。 また、直後の下山祝いが特別美味い。
報告 K宮
K宮さんの前向きな姿勢にはいつも頭が下がります。
すばらしいですね。自分もかくありたいと思いました。
「聖地」の存在もうらやましいですね。
昨年ご一緒した鷹ノ巣谷遡行~水根沢下降の時を思い浮かべました。
またご一緒できることを願うばかりです。