K宮です。ひと月ぶりにハイキングに行ってきました。本社ヶ丸で高度差1000m 程ありました。 近年恒例になった新年山行(丹沢表尾根)の足慣らしです。 計画は清八山を越え八丁山(1580m)手前から、北北西方向に向かう点線尾根を大沢山(1460m)に行き、狩屋野川(左)と奥野沢川(右)の間の尾根を稲荷神社に降りるだった。だったけど根性なしであっさり変更、エスケープルートで下山。 次は年度末29日の千葉金谷・鋸山(裏参道)ハイクを予定してます。昨年は同時期に車力道に行きましたが、階段のぼりが癖になりそうなほど面白かった。でも、階段下りは苦手。丹沢に向けたトレーニングにもなります。 富士急沿線の山(倉見山など)に雪が着いたらリベンジ山行も考えてます。新雪ラッセルも期待。
山行日 2023.12.17.(日)
ルート 笹子駅(600m/8:00) → 庭洞山(1000.6m/9:10) → 林道横断地点 → 角研山(1368m/9:55~10:10) → 本社ヶ丸(1630.8m/11:15~35) → 清八峠 → 清八山(1593m/12:00~30) → 清八峠(1570m/12:32) → 下部 防鹿ネット(1022m/13:10) → 奥野沢川 → 東山梨変電所 → 笹子駅(600m/14:15) 【 6 時間 15 分 】
メンバー K宮単独
重 量 9Kg
12月17日(日)
日曜日という事もあり降りた登山者は多かった。ルートは船橋沢コースもあるが単純でつまらなそうなのでこのルートにした。最初から急登をジグザグに登る。ほぼ角研山までつづく。庭洞山山頂含め景観は良くない。さらに日陰のうえ左側から冷たい風が吹いてきて必死に歩いても寒い。角研山で小休止。
(222号送電鉄塔から滝子山方面) (同じく鉄塔からカヤノキビラノ頭方面)
角研山までノンストップで歩いた反動がイッキに足に来た。主稜線の小さなアップダウンが辛い。のぼりがイッキに行けない。送電線の周りは開けていて解放感あり。風も無く日が差し暖かい。のんびりしたい所だが先に進む。本社ヶ丸山頂に体力の余裕をもって11時30分着を考えていたけど厳しい状況だ。
ヘロヘロで本社ヶ丸山頂に着いた。計画は黄色信号、6~7人の同年代位のパーティーがいた。奥野沢川林道から登ってきたとの事。写真を撮って清八山に向かう。途中、続々と清八峠から登山者がのぼってくる。計画段階では清八山に12時に着けば予定ルートにいけると思っていた。
清八山山頂着12時ジャストで計画通り。但し体はボロボロ、ここからが面白い所なのにと思いつつも、日没までに安全地帯に行く自信が持てない。これが今の実力だと考え残念だがエスケープする事にした。この山頂にも登山者が大勢いた。本社ヶ丸でもそうだったが太陽が富士山の左上方にあり逆光気味での写真である。
左の写真の手前尾根は、大沢山からの下降ルートの一部である。八丁山まで行って、大沢山への分岐を確認しようかなと思ったが次回の楽しみに取っておくことにした。本社ヶ丸同様、ここも山頂が狭いので写真を撮って下山とする。清八峠からの下降は出来れば避けたかった。急な下りと長いアスファルト道、丹沢の三ノ塔尾根とアスファルト道の下降を連想した。
懸念していた下降は、傾斜はキツイが階段でなく、土のジグザグ登山道で膝への負担が少なく助かる。角研山への登りも含めて膝に優しい登山コースだった。防鹿ネットは2か所、鹿を見なかったが丹沢同様に多いのだろう。途中、林道崩壊地が1ヵ所あった。
角研山への登りよりしんどかったアスファルト道下山。東山梨変電所を過ぎ、追分トンネルをくぐり抜け追分へ、更にバス通りを笹子駅まで。ちょっとオーバーだけど永遠と続くのではと思わせるほどの長さ。このアスファルト下山も膝に来る。 でも、辛いことばかりではなく最後にご褒美があった。笹子駅着15分後に電車がきた。
今回の山行で久しぶりに軽い筋肉痛が出た。 何年ぶりだろう? 年齢的にも無理は出来ない。でも、心地よい。 正直言って、本社ヶ丸登山者がこんなにいるとは思わなかった。高度差1000m はストレスになる。 なぜ? 私なりに考える。富士山が綺麗に見える、最寄り駅からのアプローチが良い、急登だけどジグザグ道のうえ階段が少ない、歩きやすい土の登山道、三つ峠方面へ縦走が出来るなどか? 私の場合は、あくまで丹沢・表尾根のトレーニングです。木道・階段ばかりになってしまいましたが丹沢50年愛です。 曜日にかかわらず、どこの山に行っても私と同年代位のハイカーがいる。みんな元気である。
K宮 記